英国の一流科学論文誌ネイチャーに、天皇陛下が5月にロンドンで講演された「リンネと日本の分類学」の要約が2ページにわたり掲載される。同誌によると、王室や皇室の関係者の論文や関連記事が掲載されるのは、極めて異例という。
ハゼの分類を研究されている天皇陛下は5月、ロンドンを訪問した際に、生物学の分野で「近代分類学の父」と呼ばれるスウェーデンの生物学者リンネの生誕300年記念行事に出席。約100人の聴衆を前に基調講演された内容を、同誌が12日発行の最新号で要約した。
陛下は1992年、ネイチャー誌と並ぶ米科学誌サイエンスに「日本の科学黎明(れいめい)期の開拓者」という論文を寄稿され、掲載されている。
英ネイチャー本社(ロンドン)編集部は、「日本の科学史について知る機会はほとんどなく、(陛下の講演は)とても興味深い内容だ」と高く評価している。
(2007年7月12日2時17分 読売新聞)
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べつにどのような思想も持っていないが、いわゆる国王が科学をたしなみ、しかも超一流誌のネイチャーに投稿して掲載されるというのは、誇って良い。心からそう思います。

